思い込ませ商法

わたしは、企業に、戦略プランを売る会社の社員である。
相手の会社のマーケティング部や戦略部にプレゼンして、ＯＫでれば、数億円だ！

製品売り上げや顧客情報のデータを、グラフにしてプレゼン資料にするのだ。
ぐっと説得力をだすために、統計を利用する。

そう秘密は、統計！
「御社の活動のＡと売り上げＢは、統計的に分析したところ強く相関関係がみられました。
ぜひ、弊社の管理ツールを使ってＡのアクションを最大化して、Ｂの売り上げをアップしましょう」

だいたい、これで皆様コロリだ。
統計的に･･･って言うところが肝。
相手の会社には、統計学のことがわかるヤツがいないことは調べがついてる。
「相関」とか「有意差」って、決め所で言えば、イチコロだ！

おお得意の大会社さまでは、大部長さんが、なんとドラえもんの絵を全社員に見せて、「私は～みなさんの為にどこでもドアを用意しました」って、売れたツールをプレゼン紹介してた。（爆笑・・・笑）
風が吹けば桶屋が儲かるって話は、笑い話なのだが・・・

時々、知識もあって嘘を見破る鋭い社員がいるので注意！
「相関関係と因果関係があるかどうかは別の検証が必要でしょう？売り上げデータのバイアスはどうしたんですか？・・・」　うるさいヤツがいる。

大部長さんに、「お宅にはキチガイ社員がいますね！御社大丈夫ですか？」って、通報！
大部長さん、早速その社員を遠くに飛ばしてくれました。
かわいそう･･ね！
私は悪くないわよ、気がつくあなたが間が悪いだけ。